発行日 2004年4月25日
Published Date 2004/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2004208733
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後方進入脊髄前方除圧または後方固定術を施行した胸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)7例を対象に,手術成績と問題点について検討した.胸椎OPLLは平均5.9椎に存在し,前方除圧範囲は平均4.1椎であり,インストゥルメンテーションを用いた後方固定範囲は平均7.6椎であった.術後,JOAスコアの改善を5例に認めたが,不変及び悪化が各々1例あり,最終の改善率は平均36.4%であった.合併症は硬膜損傷4例,髄液漏4例,術直後の神経症状悪化2例であった
©Nankodo Co., Ltd., 2004