発行日 2004年4月25日
Published Date 2004/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2004208729
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3錐体亜全摘4椎間固定以上の前方固定術を施行した頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)77例の術後成績を検討した.その結果,術中・術後合併症及び隣接臓器の損傷,局所感染はなく,移植骨の脱転もなかったが,移植骨骨折を1例認めた.また,上肢の一過性麻痺を8例,横隔神経麻痺を1例に認めた.術後,JOAスコアは改善し,移植骨癒合率は92.2%であった.隣接椎間板変性の進行を5例に認め,隣接椎間板変性の有無ではJOAスコアに差はみられなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2004