発行日 2004年4月25日
Published Date 2004/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2004208731
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胸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)51例を,術式別に後方除圧群16例(椎弓切除術10例,頸胸椎拡大椎弓形成術6例),骨化摘出群16例(前方除圧固定群4例,大塚法12例),後方除圧固定群19例(椎弓切除術+インストゥルメンテーション)の3群に分け,手術成績を比較検討した.その結果,術後悪化は後方除圧群で3例,骨化摘出群で2例認めたが,後方除圧固定群では術後改善率が良好で術後悪化はみられなかった.後方除圧群の術後悪化例はいずれも椎弓切除術後に出現し,骨化摘出群での術後悪化例はいずれも大塚法の術後に出現した
©Nankodo Co., Ltd., 2004