発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006184119
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関節リウマチ(RA)の骨破壊進行を抑制する抗リウマチ薬(DMARDs)はRA治療の中心的な薬剤である.RAの好発部位3ヶ所に腫脹があればRAが疑われ,DMARDs開始の目安となる.DMARDsの選択にあたっては,RA疾患活動性(DAS),罹病期間,リウマトイド因子(RF)や骨破壊の有無を考慮する.活動性が高く(DAS>5.1),RF陽性,骨破壊のある症例では,methotrexate,leflunomideなどのstrong DMARDsを早期より使用する.DAS 3.2以下,ACR 70%改善率以上を治療目標とすれば,骨破壊進行は抑制される
©Nankodo Co., Ltd., 2006