発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2013098770
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新規BP製剤ミノドロネート(MIN)の臨床効果を既存BP製剤と比較検討した。対象は、当院で2009年6月~2011年12月に骨粗鬆症と診断された100例とし、無作為にMIN投与群(50例)と既存BP製剤アレンドロネート(ALN)投与群(50例)に振り分け、投与開始後24週間における[TRACP-5b][NTX][BAP][腰椎BMD][YAM値]の推移や有害事象の発生率などを群間比較した。結果、MIN投与群はALN群よりも[TRACP-5b]と[NTX]の低下率が有意に高く、[腰椎BMD]と[YAM値]の推移に有意な群間差は認められなかった。有害事象の発生率はMIN群24%、ALN群22%であった。24週間継続投与率はそれぞれ76%、66%であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012