発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2013098771
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27歳女。骨盤位で出生し、生下時から筋性斜頸を指摘され、保存的治療で経過観察されていたが、途中で受診しなくなっていた。斜頸は改善せず、就労に伴って頭痛・肩凝りといった症状が増強したため当院を紹介受診し、手術目的で入院となった。右胸鎖乳突筋に硬結した腫瘤を認め、顎が左方へ移動していた。手術は胸鎖乳突筋両端切腱術を施行し、その後Glison牽引をしながら頸椎可動域訓練を行い、改善が得られた。
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