発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2013098769
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当院では2010年4月に大腿骨近位部骨折の地域連携パス(以下パス)を導入した。今回その効果を検証するため、2009年4月~2012年3月に当院回復期リハ病棟に紹介入院となった大腿骨近位部骨折35例のうち、パスで入院した19例を"パス群"、パス以外で入院した16例を"非パス群"とし、「合併症保有率」「認知症保有率」「入院時活動レベル」「当科在院日数」「退院時活動レベル」「退院先」などについて群間比較した。結果、パス群は非パス群に比べて認知症保有率が有意に低く、入院時活動レベルと退院時活動レベルが高い傾向にあった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012