発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2009138566
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腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変すべり症各30例を対象に、内視鏡後方脊椎手術と従来法の手術侵襲度について比較検討した。手術法はMED法、Love法、拡大開窓術、固定術、内視鏡下片側進入両側除圧術の結果を比較し、手術時間、術中出血量、術後鎮痛処理回数、最高発熱、術後平熱に戻るまでの期間、術後1週間の平均CRP値について検討した。また、合併症として腰椎椎間板ヘルニア再発例、硬膜損傷、術後血腫について検討した。その結果、内視鏡後方脊椎手術、特に内視鏡下片側進入両側除圧術は低侵襲手術である長所を生かすことができ、良好な結果を獲得できる術式であると思われた。
©Nankodo Co., Ltd., 2009