発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007037984
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
新たに開発された髄内固定具AO/ASIF,proximal femoral nail-antirotaion(Synthes社製)を15例に使用した。その短期成績を、過去に報告された髄内釘の成績と比較した。手術時間は髄内釘よりも短い傾向にあった。出血量も少ない傾向にあり、荷重開始時期は早い傾向にあった。telescoping量には差異を認めなかった。術後歩行能力が維持できた割合は髄内釘群よりも若干低かったが、術後経過観察期間が短いことを考慮すると満足できる成績と思われた。
©Nankodo Co., Ltd., 2006