発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006302225
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大腿骨転子部骨折25例にproximal femoral nail-antirotation(PFNA)[AO/ASIF]を使用して手術的治療を施行した.骨折型はAO分類でA1が5例,A2が15例,A3が5例であった.原則として後療法は免荷期間を設けずに,可及的早期に全荷重歩行を開始した.手術時間は平均56.9分,術中出血量は平均119mlで,ブレードのtelescoping量は平均7.8mm,骨折型別の平均はA1が7.6mm,A2が7.4mm,A3が11.5mmであった.Tip-apex distanceは平均20.1mmであった.術後合併症として内反変形が1例に生じた
©Nankodo Co., Ltd., 2006