発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006314596
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ビスホスホネート製剤は吸収されにくく,胃が空の起床時に服用する必要があるとされる.そこで,著者らは他の時間帯でも空腹であれば薬剤の効果があるのはないかと考え,検討を行った.対象は原発性骨粗鬆症患者18例(全例女性,平均年齢72歳)で,1日1回,日中の任意の空腹時にリセドロン酸ナトリウム水和物2.5mg1錠を内服するように指示した.その結果,空腹時の服用でも尿中NTxの改善が認められ,起床時の服用と比較しても有意差は認められなかった
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