発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006169709
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後側方進入法による人工股関節全置換術(THA)10例におけるfluoroscopy-basedナビゲーションシステムの表示角度の信頼性について検討した.その結果,CT計測値と比較して,臼蓋コンポーネントの角度ズレは外方開角2.7±2.3°,前方開角3.7±3.0°であった.今回の検討では外方開角・前方開角ともに角度ズレは全例で10°以下であり,自験で用いたナビゲーションシステムは,THAを行う上で臼蓋コンポーネントの極端ば不良設置を避ける1つの有用な手術機器になりうると考えられた
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