発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261952
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後側方腰椎固定術(PLF)における椎弓根スクリュー(PSS)の役割を調べるため,術後のすべりの矯正と不安定性についてL3またはL4変性すべり症でPSS併用PLFを行い,経過観察できた27例を対象に,PSS抜去後の経過を含め,経時的なX線学的変化を中心に臨床的検討を行った.術中自然矯正された%slipは最終観察時まで保持される傾向があったが,椎間角度は術後早期から減じ,最終観察時では術前中間位椎間角度と有意差を認めず全例-5°以上であった.椎間可動域2%以下の骨癒合と判定すると骨癒合率は96.3%であった
©Nankodo Co., Ltd., 2004