発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005202420
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L4分離すべり症1例,L3またはL4変性すべり症を伴う腰部脊柱管狭窄症3例(全例女性;平均年齢57.5歳)を対象に,可動型リダクションスクリューと可動型スクリューを併用し,すべり症の整復を行った.その結果,平均すべり率は術前27.8%から術後5.3%,平均すべり角は術前13.3度から術後3.5度となった.1例は骨粗鬆症が強かったためリダクションスクリューが逸脱し,再固定を要したが,以後は経過良好であった.以上より,リダクションスクリューの使用により,十分な整復位と固定性を得ることができた
©Nankodo Co., Ltd., 2005