発行日 2003年8月1日
                  Published Date 2003/8/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004015995
                
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1989~1998年に大腿骨頸部骨折に対し人工骨頭置換術を施行した60歳以上の118例(男17例,女101例,平均78歳)を対象に,症例の現状と歩行能力を調査し,それらに影響を与える因子および生命予後について検討を加えた.歩行能力喪失率は38%で,その大部分が病院長期療養型施設での生活を余儀なくされていた.性別,リハビリ開始時期,痴呆の有無,合併症の有無が術後歩行能力に影響を及ぼしていた.5年生存率は66%であった

©Nankodo Co., Ltd., 2003

