発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004015996
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1995年1月~2001年4月に3病院において膝届筋腱を用いた鏡視下二重束前十字靱帯(ACL)再建術を施行し,術後1年時に一定基準のもとに軸移動テスト(pivot-shift test)の評価が可能であった177例(男90例,女87例)について検討した.single群75例,double群102例の2術式に分け,pivot-shift testの評価を患健差で比較した結果,single群とdouble群でpivot(+)発現頻度に有意差は認めなかった.double群のpivot(+)例では,女性術前KT-1000患健差大,内側半月板損傷合併,外側半月板損傷非合併といった因子の影響が認められた
©Nankodo Co., Ltd., 2003