発行日 2002年7月1日
Published Date 2002/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002249795
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入院加療を行った転移性頸椎腫瘍14例について予後を調査し,頸椎転移の治療上の問題点を検討した.頸椎では胸腰椎と比較して,予後判定点数による予後予測が困難である症例が多かった.放射線療法,化学療法,ホルモン療法に感受性を有する腫瘍では,術後にこれを併用することにより良好な術後成績が維持可能であった.両側の椎骨動脈が腫瘍に含まれる場合,出血対策は現在のところなく,転移巣の全摘も極めて困難であった
©Nankodo Co., Ltd., 2002