進行肝細胞癌に対する治療戦略(集学的治療を含めて) 総論および最新の内科的治療
進行肝細胞癌における肝動脈化学寒栓術(TACE)
川村 祐介
1
,
池田 健次
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 肝臓センター
キーワード:
肝細胞癌
,
腫瘍進行度
,
生存率
,
治療成績
,
肝動脈塞栓術
Keyword:
Carcinoma, Hepatocellular
,
Neoplasm Staging
,
Survival Rate
,
Treatment Outcome
pp.111-117
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017116836
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現在,Barcelona Clinic Liver Cancer(BCLC)分類intermediate stage Bが肝細胞癌(HCC)に対する肝動脈化学塞栓術(TACE)の適応としてあげられているが,stage Bは非常に多様性の強い集団であり,その後stage BをさらにB1~4の4段階に細分化したBolondiらの分類も報告され,stage B1で,よりTACEが推奨されている.
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