癌治療の選択-治療効果と治療費
肝細胞癌に対する外科手術からみた治療効果と治療費
飯田 文子
1
,
吉留 博之
,
清水 宏明
,
大塚 将之
,
加藤 厚
,
吉富 秀幸
,
古川 勝規
,
竹内 男
,
高屋敷 吏
,
宮崎 勝
1千葉大学 臓器制御外科学
キーワード:
医療費
,
肝細胞癌
,
肝切除
,
肝臓移植
,
生存率
,
腹腔鏡法
,
治療成績
,
肝動脈塞栓術
,
診療報酬
,
ラジオ波焼灼術
Keyword:
Health Expenditures
,
Hepatectomy
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Laparoscopy
,
Survival Rate
,
Liver Transplantation
,
Treatment Outcome
pp.39-43
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013104321
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原発性肝癌の約95%は肝細胞癌であるが,その治療法としては外科手術(肝切除・肝移植),ラジオ波焼灼などの局所療法,肝動脈塞栓療法などが90%以上に行われている.肝細胞癌の治療においては,腫瘍因子以外に背景肝の肝機能を考慮した選択も重要である.現在は医療費の増大もあり,肝細胞癌に対する治療は治療費も考慮しながらその効果を高める必要がある.外科手術を中心にその対費用効果を検討した.
©Nankodo Co., Ltd., 2013