直腸癌局所再発に対する治療
直腸癌局所再発の診断
小川 真平
1
,
板橋 道朗
,
谷 公孝
,
山本 雅一
,
岡本 高宏
1東京女子医科大学 消化器・一般外科
キーワード:
感度と特異度
,
MRI
,
腫瘍再発
,
術前診断
,
直腸腫瘍
,
吻合術
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
陽電子放射型断層撮影
,
腫瘍の早期診断
Keyword:
Anastomosis, Surgical
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Sensitivity and Specificity
,
Rectal Neoplasms
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
Positron-Emission Tomography
,
Early Detection of Cancer
pp.1453-1458
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017034885
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直腸癌局所再発の診断は,主に大腸内視鏡,CT,MRI,FDG-PETなどの画像診断で行われる.再発に対してもっとも治療効果が期待できるのはR0外科的切除であり,治療方針決定のために画像診断に求められることは,R0切除が可能か否かの評価である.直腸癌局所再発に対する手術は侵襲が大きく,非根治切除例の予後は不良であることから,術前画像診断にて再発形式および進展範囲を正確に評価し手術適応を決定することが重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2016