発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016139117
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74歳男。右鼠径部の腫脹と疼痛を主訴に当科を受診した。臨床所見および画像所見より鼠径ヘルニア嵌頓と診断し、用手還納を試みるも不可能で、腹骨盤部CT所見よりAmyandヘルニアと診断された。診断後は緊急手術を行い、虫垂切除とヘルニア修復術を施行した。術後経過は良好で、術後7日目に軽快退院し、現在までヘルニアの再発はみられない。
©Nankodo Co., Ltd., 2016