消化器外科術後合併症の治療
胃癌術後合併症発生時の栄養管理
田中 友理
1
,
比企 直樹
1がん研究会有明病院 消化器外科
キーワード:
ドレナージ
,
Ornithine
,
胃腫瘍
,
経腸栄養
,
消化器外科
,
膵瘻
,
腹部X線診断
,
腹部膿瘍
,
栄養補助食品
,
周術期管理
,
中心静脈栄養
,
吻合部漏出
Keyword:
Drainage
,
Enteral Nutrition
,
Ornithine
,
Pancreatic Fistula
,
Radiography, Abdominal
,
Parenteral Nutrition, Total
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Stomach Neoplasms
,
Dietary Supplements
,
Abdominal Abscess
,
Perioperative Care
,
Anastomotic Leak
pp.28-31
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014069257
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術後合併症発生時の治療の原則は感染や炎症のコントロールであり,そのためには適切なドレナージと栄養管理が必要である.合併症によって引き起こされた炎症が創傷治癒を遷延させる.創傷治癒における栄養のもつ意義は大きく,当院では腸管を使用した周術期栄養管理により,合併症治療を効果的に行うようにしている.膵液瘻,縫合不全,腹腔内膿瘍,創傷治癒において当院で実際に行っている周術期管理について紹介する.
©Nankodo Co., Ltd., 2014