大腸肛門病外科-最新のトピックス
大腸癌 肝・肺転移に対する集学的治療
山口 達郎
1
,
松本 寛
,
中野 大輔
,
中山 祐次郎
,
高橋 慶一
1がん・感染症センター都立駒込病院 外科
キーワード:
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
抗腫瘍剤
,
大腸腫瘍
,
肺腫瘍
,
肺切除
,
集学的治療
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Combined Modality Therapy
,
Hepatectomy
,
Liver Neoplasms
,
Lung Neoplasms
,
Pneumonectomy
,
Colorectal Neoplasms
pp.1456-1459
発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013087100
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大腸癌では肝転移や肺転移は遠隔臓器転移としてもっとも多くみられる。そのため、肝転移・肺転移に対する治療戦略は非常に重要である。近年の手術療法や化学療法の進歩に伴って、その治療戦略も日々進歩している。肝転移も肺転移も切除可能と判断されれば、積極的に外科切除を考慮すべきである。また、切除不能な場合でも、化学療法の効果で腫瘍縮小により切除可能となる場合があるため、集学的に治療することが重要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012