大腸肛門病外科-最新のトピックス
大腸癌 直腸癌局所再発に対する手術適応
関本 貢嗣
1
,
池田 正孝
,
池永 雅一
,
三嶋 秀行
,
安井 昌義
,
山本 浩文
,
水島 恒和
,
竹政 伊知朗
1大阪市総合医療セ 外科
キーワード:
術後合併症
,
腫瘍再発
,
腫瘍侵入性
,
腫瘍転移
,
水腎症
,
仙腸関節
,
仙椎
,
直腸腫瘍
,
腰仙骨神経叢
,
診療ガイドライン
,
禁忌(治療)
,
直腸切除
Keyword:
Hydronephrosis
,
Lumbosacral Plexus
,
Neoplasm Invasiveness
,
Neoplasm Metastasis
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Postoperative Complications
,
Rectal Neoplasms
,
Sacroiliac Joint
,
Sacrum
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1451-1455
発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013087099
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直腸癌局所再発に対する根治切除例の優れた長期成績が示されつつある。ただ多くの症例では拡大手術が必要となり、手術の侵襲は大きく術後quality of life(QOL)への影響も大きいため、適切な適応判断が求められる。『大腸癌治療ガイドライン』でも示されている、手術適応を判断するうえで重要な指標となる仙骨切除、他臓器転移、側方進展例、水腎症について解説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2012