手術vs非手術 最新のエビデンスから
消化器疾患 大腸癌肝転移
高橋 慶一
1
,
山口 達郎
,
松本 寛
,
中野 大輔
,
渡部 文昭
,
大日向 玲紀
,
岩永 知大
,
大橋 学
,
岩崎 善毅
1がん・感染症センター都立駒込病院 外科
キーワード:
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
腫瘍多剤併用療法
,
再手術
,
生存率
,
大腸腫瘍
,
EBM
,
治療成績
,
Cetuximab
,
Bevacizumab
,
IFL Protocol
,
FOLFOX Protocol
Keyword:
Bevacizumab
,
Cetuximab
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Hepatectomy
,
Liver Neoplasms
,
Reoperation
,
Colorectal Neoplasms
,
Survival Rate
,
Treatment Outcome
,
Evidence-Based Medicine
,
Folfox Protocol
,
IFL Protocol
pp.1485-1489
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011072396
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大腸癌肝転移に対しては、肝切除が唯一治癒を期待できる治療である。しかし熱凝固療法も患者の状態次第では、手術療法に取って代わる治療の一つであると思われる。また、全身化学療法により、切除不能肝転移に対して、治療が奏効した場合に肝切除を行うconversion therapyも積極的に行われるようになり、肝転移治療は新たな時代に入った。これらの治療の特性を理解し、個々の患者の治療を選択していくことが肝要である。
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