発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005036501
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進行大腸癌では,肝転移単独,肺転移単独だけでなく,肝転移,肺転移を同時にもしくは引き続き認める肝・肺転移を比較的多く認める.現在,これらの症例には全身化学療法を中心とした治療が行われているが,今回,手術可能例に積極的に外科的切除を行った成績を検討したところ,5年生存率11~54%と比較的良好な成績であった.外科的切除は,大腸癌肝・肺転移例に対する有効なオプションと考えられる
©Nankodo Co., Ltd., 2004