発行日 2010年2月1日
Published Date 2010/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010107230
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74歳男。胃内視鏡検査にて胃体上部前壁に隆起性病変を認め、生検では低分化腺癌でありCTでは造影効果を認めた。胃全摘術および胆嚢摘出術を施行し、病理組織学的に腺癌部を共存した小細胞癌と診断した。病期分類はStage IBであったがly3であったため、術後補助化学療法としてS-1 80mg/body 2週間投与1週間休薬を開始した。術後4年経過して再発の徴候なく生存中である。
©Nankodo Co., Ltd., 2010