発行日 2008年11月1日
Published Date 2008/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009037043
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症例1(65歳男性)。発熱を主訴に、総胆管結石症、慢性胆嚢炎と診断された。症例2(75歳女性)。心窩部不快感を主訴に、胆嚢結石症、総胆管結石症と診断された。いずれも著者らの施設にある内科にて総胆管結石症に対して内視鏡的乳頭切開術後、胆嚢摘出を目的に外科へ紹介となった。腹腔鏡下所見では胆嚢十二指腸瘻が確認されたため、瘻孔と十二指腸の一部を切除後、鏡視下で胆嚢を摘出した。両症例とも術後経過は良好で、合併症もみられず、術後12日目、10日目に退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2008