発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008008488
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86歳女性。患者は血便を主訴に近医を受診、精査にて直腸腫瘍が指摘され、著者ら施設へ転院となった。大腸内視鏡では歯状線上に1/5周性、1型腫瘤が認められ、悪性黒色腫が疑われ、経肛門的直腸部分切除術が施行された。その結果、病理組織学的には本症例はstage 1の直腸肛門部悪性黒色腫と最終診断され、術後1年6ヵ月経過し現在、再発はみられていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2007