発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006198951
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51歳男性.患者は胸部つかえ感を主訴に近医を受診,胸部下部食道の2型腫瘍を指摘され,著者らの施設へ紹介入院となった.組織診にて高分化扁平上皮癌と診断し,食道亜全摘術を施行したが,術後1年目の腹部CTで左腎腫瘍,腫瘍マーカーでSCCの上昇が認められた.腎生検にて食道癌腎転移と診断し,左腎摘出術を行なった結果,現在,外来にて術後補助療法としてnedaplatinとdocetaxelの併用療法中である
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