発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004197365
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49歳男.左上腹部拍動性腫瘤を主訴とした.腹部CTで左腎門部に腫瘤を認め,造影にて内部は不均一にエンハンスされていた.Digital subtruction angiographyでは下方に圧排された左腎動脈より造影剤は噴出様に流入し腔内を回旋,瘤は淡く造影された.以上より腎動脈瘤切迫破裂と診断し,緊急手術を施行,術中所見より腎動脈再建は困難と判断し腎摘を施行した.経過は良好で退院した
©Nankodo Co., Ltd., 2004