発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005036495
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外科切除は大腸癌肝転移に対する唯一の根治的治療であるため,できるだけ多くの症例に本治療法を適用できるようにすることが重要である.大腸癌肝転移症例に対しては「術前・術中の診断レベルで腫瘍塊を安全にかつ完全に切除できれば」切除適応とする.腫瘍を肝離断面に露出させることは可及的に避けるべきであるが,切除断端の距離については一定の結論は得られていない.断端距離10mm確保を適応のための必要条件とするべきでない
©Nankodo Co., Ltd., 2004