発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005036493
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大腸癌肝転移症例におけるinterval surgery(wait-and-see policy)は肝転移発見後3~6ヵ月の観察期間をおき,新規の肝外病変の出現や肝転移数の増加がないことを確認の後肝切除を行うものである.これにより,肝切除に疑義がもたれる肝切除後早期の再発症例が手術適応から除外され,手術の有効性が向上することが期待される.肝切除後早期再発症例に関する多施設症例データを用いた解析結果を紹介し,interval resectionの意義および適応基準を概説する
©Nankodo Co., Ltd., 2004