発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004096684
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75歳女.胸やけを認め,胃内視鏡検査で進行胃癌が認められた.画像所見から手術適応と考えられ,進行胃癌の診断で手術を施行した.上腹部正中切開で開腹した.術後経過は良好で手術後第49日目に軽快退院した.術後62日目よりTS-1 100mgの経口投与を4週投薬・2週休薬で継続中である.その後の腹部CT検査で肝S7に2cmほどのSOLが出現し,肝転移と考えられた.以後,外来にて経過観察中である
©Nankodo Co., Ltd., 2003