発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004096683
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49歳女.右乳房のしこりを自覚した.急速に増大し皮膚より突出しはじめたため,受診した.穿刺吸引細胞診でclass Vと診断された.画像所見からより,乳癌(T4b N1 MO stage IIIb)と診断し,胸筋温存乳房切除術を施行した.病理診断は,invasive ductal carcinoma,papillotubular carcinoma,ly3,v2,断端(-)であった.又,郭清したリンパ節はlevel Iに9/20個,level IIにO/8個の転移を認め,ER,PgR共に陰性であった
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