発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003055012
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53歳女.腹痛,嘔吐を主訴とした.原因検索中にCT所見より小腸脂肪腫と診断したが,手術中には腸重積症をきたした.繰り返した腸閉塞症状は腸重積によるものと考えられ,中腹部正中切開により開腹し,腸重積を整え腫瘤部を中心に腸管を約10cm切除し,端端二層吻合により再建した.術後経過は良好で2週間後に退院となった
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