発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003055011
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60歳男.上腹部の異和感を自覚して受診し,腹部CT,MRI,胃内視鏡検査の結果,胃ないし脾臓から発生した胃脾間膜に存在する腫瘍と判明し,腹腔鏡下手術で腫瘍を切除した.切除標本の免疫組織学所見でuncommitted typeのGISTと診断した.術後9日に退院し現在経過観察中である.以上より腹腔鏡下手術は今後,胃粘膜下腫瘍に対する第1選択の術式になると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002