発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002231456
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41歳女.腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)後3日目にショック状態で発症した.LCの手術時間や気腹時間はそれぞれ150分と120分であった.発症時の心エコー検査で右室拡張と肺高血圧を認めた.重症肺塞栓症と診断し,右大腿動静脈からpercutaneous cardiopulmonary supportを装着した.同時にt-PA,および,ヘパリンの投与による血栓溶解・抗凝固療法を行った.その結果,循環動態は安定し,救命し得た
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