発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2017404473
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53歳女性。30歳時に大動脈炎症候群に伴う大動脈弁輪狭窄症、大動脈弁閉鎖不全、労作時狭心症に対しBentall+冠状動脈バイパス術(SVG-LAD)を同時施行した。52歳時より労作時胸痛が再燃し、徐々に増悪を認めたため、今回、精査目的に入院となった。精査の結果、人工血管吻合部離開に伴う仮性動脈瘤と診断され、再手術を行った。再手術後の経過は良好で、術後14日目の胸部造影3D-CTにてSVGの開存を確認し、術後17日目に独歩退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2017