発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2015390528
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45歳男。発熱、湿性咳嗽を主訴に、胸部X線・CT所見にて左下肺葉の異常陰影を指摘され、増大傾向を認めたため、手術目的に当科紹介となった。入院時、胸部X線・CT所見より、葉間浸潤のある肺癌を疑い、術中迅速病理検査で肺腺癌と診断されたため、左下葉切除と左舌区部分切除、リンパ節郭清を行った。病理組織学的に悪性所見はみられず、肺膿瘍と診断され、術後経過良好で第10病日に退院した。
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