発行日 2010年6月1日
Published Date 2010/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2010265961
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82歳女性。患者は他院にてCABG施行から10年経過で全身倦怠感、食欲不振、全身性浮腫が出現し、徐々に増悪したため、著者らの施設へ受診となった。精査の結果、右房、右室の圧迫による慢性心不全症状を発症した大伏在静脈グラフト瘤(SVGA)と診断され、瘤切除が行われた。以後、経過は良好で、術後19日目に軽快退院となった。
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