発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2008178599
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症例は59歳女性で、増悪する息切れ、下肢浮腫、易疲労感を主訴とした。既往歴として、42歳時に他院にて僧帽弁狭窄兼閉鎖不全症に対する僧帽弁置換術(MVR)があった。精査の結果、MVR後の重症三尖弁閉鎖不全症と診断し、MC3人工弁輪とedge-to-edge repair併用による三尖弁形成術を行った。手術時間は183分で、術後14日に三尖弁閉鎖不全症の消失、心拡大の改善がみられ、術後16日目に退院した。
©Nankodo Co., Ltd., 2008