発行日 2007年6月1日
Published Date 2007/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2007226684
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症例は30歳女性で、上腹部痛および嘔気を主訴に受診した。経皮的針生検にて肝原発類上皮血管内皮腫(EHE)の診断を受け、胸部CTで両側肺野の多発性結節を認め、入院となった。肝原発EHE肺転移疑いと判断し、胸腔鏡下肺生検を施行した。肺表面に結節を認め、部分切除術した。術後1年の現在、interleukin-2肝動注のため外来通院中で、胸腹部CTでは肝・肺とも腫瘍の進行はみられない。
©Nankodo Co., Ltd., 2007