発行日 2007年6月1日
Published Date 2007/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2007226682
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症例は77歳女性で、労作時呼吸困難を主訴に受診し、僧帽弁閉鎖不全(MR)による心不全と診断されたが、突然に心室細動が出現し、心肺蘇生後に紹介入院となった。術前に広範囲心筋障害が疑われ、心室細動を発症し心肺蘇生を要したことから、MRに対し心拍動下に僧帽弁置換術を施行した。術後、心室性不整脈の出現はみられず、良好な経過を得ることができた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007