発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2006102465
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69歳男.左側胸背部痛を主訴に受診し,画像検査で左第8肋骨の骨融解と胸部腫瘤及び左胸水を指摘され入院となった.抗生物質でCRPは改善したが,左側胸背部痛の改善が見られず,左第8肋骨と腫瘍を切除した.迅速病理診断は異型性をもつ小円形細胞性腫瘍で,病理組織学的診断は肋骨原発の非Hodgkinリンパ腫であった.病理診断後,Gaシンチグラムで異常集積は認めず,化学療法を施行した.術後1年半経過現在,再発を認めていない
©Nankodo Co., Ltd., 2005