発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2005290824
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63歳男性.患者は健診の胸部X線にて異常陰影を指摘され,著者らの施設へ受診となった.胸部CTでは右上葉気管支から右主気管支内腔に突出する腫瘍を認め,FDG-PETにて腫瘍と一致して異常集積が確認された.気管支鏡擦過細胞診とパンチ生検の結果,肺粘表皮癌と診断し,気管支楔状切除による気管支形成術を伴う右上葉切除およびリンパ節郭清を施行した.病理組織学的に高悪性度の粘表皮癌であったが,術後経過は良好であった
©Nankodo Co., Ltd., 2005