特集 プライマリ・ケアにおける腰痛診療
診断と治療
仙腸関節障害に対するSwing-石黒法
石黒 隆
1
1いしぐろ整形外科
pp.522-526
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2024050010
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Point
・上半身が下半身に対し仙腸関節で前方にズレた状態が仙腸関節障害である.
・症状はほとんどが腰・下肢の症状で,殿部や鼠径部痛の頻度が高い.
・転倒や交通事故などをきっかけとした仙腸関節の強い不適合は慢性化する.
・Swing-石黒法は簡便な手技のため,ほかの方法で症状が改善しない症例には本法を行っている.
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