みえる! わかる! 循環器のくすり 心不全・高血圧編 第3部 用語解説
34 心不全と体液性因子
堀内 優
1
1三井記念病院循環器内科
pp.684-685
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026040044
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心不全は多様な基礎疾患を背景に発症する複雑な症候群であり,その病態の中心には神経体液性因子の恒常的な亢進が存在します.特に左室収縮率が低下した心不全(HFrEF)では,体液性因子の過剰な活性化が臓器のうっ血や構造的リモデリング,血行動態の異常を来し,症状悪化と予後不良につながります.これらの体液性因子の変化を理解することは,心不全の病態生理を考えるうえで不可欠であり,薬物療法の選択の基礎となります.
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