今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
心不全の診断
神経体液性因子からわかること
川井 真
1
,
吉村 道博
1
1東京慈恵会医科大学循環器内科
pp.1238-1241
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104002
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ポイント
●心不全では代償機序により交感神経系や神経内分泌系因子が亢進する.
●心不全の予後は神経体液性因子活性やリモデリングをコントロールすることで改善につながる.
●BNPは心不全の重症度決定や予後予測,治療効果判定にも有用な指標である.
●BNP測定は簡便,迅速に測定可能でしかも心不全に対する感度が高い.
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