第12回日本看護医療学会学術集会 教育講演
日本におけるNP(ナースプラクティショナー)—その可能性と課題
草間 朋子
1
1大分県立看護科学大学
pp.61
発行日 2010年12月30日
Published Date 2010/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200049
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1.NP(診療看護師)
NPはアメリカ・コロラド州で1965年に誕生した看護職であり、医師との連携・恊働の下で診断・治療の一部を実施することができ、施行した診療行為に対して診療報酬が払われる。大学院修士課程以上で養成され、国家試験に合格した後に、各州からNPとしての認定を受け処方権も与えられる。現在、約158,000人のNPが6つの領域(家族、新生児、小児、成人・老年、女性、精神)で活躍し、アメリカの医療・保健を支えている。
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